最近、FujifilmのX-Pro3というミラーレスカメラを購入しました。
レビューというか雑感ですが、つらつら書きます。
フルサイズで機動力が落ちていたのを実感していて、手軽で標準焦点域をカバーできるカメラを探していたのですが、結局デザインが一番気に入ったX-Pro3を購入することにしました。
予算面ではだいぶオーバーしたのですが、実物を見ると買ってよかったと思いました。
my new gear... pic.twitter.com/062pedypFs
— しお (@Scior) 2021年5月9日
色はDRブラックにしました。DRブラック自体は店舗になく、実物を見ずに買ってしまいましたが、届いてみると上部が写真よりも白っぽく見えるので、シルバーと悩んでいる人は実際に確認したほうが良いです。(個人的にはこの色で正解だったと思います。)
晴れたので、ちょっと森に行って撮ってきました。
全部撮って出しです。
引きの写真がなかったので、森の入口を貼りました。蚊がいっぱいいました。
最初のレンズは、XF23mmF2 R WRにしました。明るさが必要な場合はフルサイズを使うので、軽さと防塵防滴があることから、持ち運びやすいこちらにしました。Xマウントは、まだこちらしか所持していないですが、絞りリングがあるため使いやすいです。
ボケはきれいです。AFも速いです。
フィルムシミュレーションはクラシックネガを使っています。Superiaがベースとの噂ですが、使いやすいのでとりあえずデフォルトにしてます。
細かくはまだあまりカスタマイズしていないのですが、グレインをオンにするとフィルムの粒子が再現されて、それっぽくなります。
こちらは、マウントアダプタを介してHelios 44-3という、ソ連時代のオールドレンズで撮っています。レンズの焦点距離が58mmなので、換算87mmになり、APS-Cだとちょうど中望遠になります。
古いレンズなので、ちょっと曇っているのもあり、同じフィルムシミュレーションでもコントラストが結構変わって見えます。
ちなみに、Helios 44は現代のレンズと構成が異なるため、ぐるぐるしたボケが出るのが特徴的なレンズで、流通数が多く安価なのでおすすめです。
以下、ちょっと撮った感想です。
- 軽いレンズを選べば、600g台で済むので取り回しが良いです。
- 撮って出しが優秀なので、RAW現像しなくても楽しめます。設定によるのかもしれませんが、JPEGのサイズがでかいです。
- 背面液晶がないことは、撮影の際はさほど困っていないですが、設定を変更する際は少し億劫です。
- OVFはオフにもできるので、今の所慣れているEVFで撮影しています。OVFは焦点距離によっては、フレーミングが難しそうです。
フィルムシミュレーションは、Pro400Hっぽいシミュレーションもあるみたいなので、いろいろな撮り方が出来そうで楽しみです。