今年の3月に、山形県の銀山温泉と立石寺(山寺)を1泊2日で巡って来ました。
今回は行き先が直前にランダムで決まる、JR東日本のどこかにビューーン!を利用して、新幹線で訪問しました。
カメラはα7C IIを持って行きました。
大石田駅から銀山温泉へ
今回のどこかにビューーン!の行き先は大石田駅ということで、前から行きたかった銀山温泉に向かうことにしました。
山形県は幼少の頃に行ったきりで、久しぶりの訪問になります。
3月末ですが、車窓から外を見ると、雪もかなり残っています。
東京駅から3時間15分ほどで大石田駅につきました。
宿泊客は送迎バスが新幹線の時間に合わせて、迎えに来てくれるためそちらに乗ります。
大石田駅の階段上の屋根は登ることが出来ました。
中に売店があるので、必要なものがあれば買っておくのが良さそうでした。
30分ほどで、大石田駅から銀山温泉まで到着しました。
温暖な気候が続き、雪はかなり溶けてしまったようですが、山肌にはまだ残っています。
冬の観光シーズンを過ぎたこともあってか、人が多すぎるということはなく、ほどほどの観光客がいるという感じでした。
割合も日本人と外国人が半々くらいです。
川の近くに足湯コーナーがあります。
湧き出る温泉は無色に近く、若干硫化水素臭がしますが、そこまで強いものではないです。
Feliciaさんでジェラートをいただきました。
食べるところはかなりあり、どれも美味しそうなのですが、旅館の夕食が食べられなくなってしまうためセーブしました。
日帰りの方は、食べ歩きをしながら足湯に浸かるのも楽しそうです。
今回は昭和館さんに泊まらせていただきました。
一人用の部屋はかなり綺麗で、いい椅子も用意されていて、落ち着く空間になっています。
宿の雰囲気も、ホスピタリティ溢れる良い宿でした。
このあと一回温泉に入り、夕食に向かいました。
温泉は源泉が熱めではありますが、別府ほどの激熱ではなく、温度調節も可能です。
夕食は陶板焼きや刺身などを地酒といただき、地元の旬の料理を味わうことが出来ました。
料理も美味しかったですが、お米も抜群に美味しかったです。
せっかく銀山温泉に宿泊したため、気温は0℃近かったですが、夜の散歩をしてみました。
夜になると、宿泊客しかいなくなるため、人もかなり少なくなります。
この辺りは両側が旅館になっていて、浴衣で出歩いている人もいました。
珍しく35mm F1.4を持参していたため、画角を変えて撮ってみました。
雪はないですが、大正ロマンを感じられます。
橋の上にも足湯があるみたいです。
今回は一泊でしたが、情緒ある雰囲気の中で、温泉に浸かりながらリフレッシュすることが出来ました。
最近は一人用の部屋もあるみたいなので、一人旅の方にも宿泊チャンスがあると思います。
立石寺を登る
次の日は、大石田から山寺に向かいます。
途中羽前千歳駅で1時間ほど乗り換えを待ち、昼頃山寺駅に着きました。
コインロッカーが多くあるため、大きい荷物を持っている人はここに預けるのが良さそうです。
こちらの駅も、写真右側の櫓のような建物に登れるみたいですが、冬季は閉鎖中とのことでした。
厚い雲が出ていて、気温も低いため天気が悪くなりそうです。
とりあえず、昼食をとることにしました。
ふもとやさんでとり天蕎麦をいただきました。
とり天もボリュームがあり、美味しい蕎麦でした。
立石寺の入り口は、駅から10分ほど歩いたところにあります。
1000段以上ある石の階段を登っていきます。
石段と若干の勾配で、登りはかなり息切れします。
とはいえ小さい子供や、お年寄りも登っていたので、頑張らないといけません。
何度か休憩を挟みながら、登り切ることが出来ました。
40分ほど階段を登り続けたので、なかなか達成感があります。
山の上の売店は閉まっていましたが、自動販売機で水を購入することが出来ました。
五大明王を奉る五大堂は山から迫り出すような建物になっていて、山寺駅の方面を一望することが出来ます。
気温も低く、雪も降ってきたので、山寺駅に戻っていきます。
下りの方が足や膝にひびき、入り口まで降りた際には膝がガクガクしていました。
このあとは山形駅から帰りましたが、最後に霞城セントラルの展望台に立ち寄りました。
蔵王連峰や山形の街並みを見ることが出来ました。
山形駅直結で無料の展望台なので、穴場かもしれません。