volatile void

旅行や写真などの記録。考えたことを忘れないように

冬のチェコ旅行記② チェスキークルムロフ編

前回の続きで、チェスキークルムロフ編になります。

この日はチェスキークルムロフを半日観光して、チェコの首都プラハに向かいます。

 

www.volatile-void.com

3日目 チェスキークルムロフ観光、プラハに移動

昨日の飛行機欠航の影響で、観光の時間が少なくなってしまったため、帰りのバスを少し遅らせて、昼過ぎまでチェスキークルムロフに滞在することにしました。

 

チェスキークルムロフは、チェコ南部のオーストリア寄りに位置しているため、リンツやウィーンからもアクセスできるようです。

プラハ方面からアクセスする場合は、電車は本数が少ないため、プラハから長距離バスがおすすめです。

長距離バスは前回の記事にも登場した、RegioJetを行き帰りとも利用しています。

 

ホテルの部屋から眺めた朝のブルダバ川です。

曇り時々雨といった具合で、若干肌寒くなってきています。

夜はわかりづらかったですが、ホテルを出てみると、昨日通れなかった橋の迂回路が書かれていました。

チェスキークルムロフは中心部が石畳で坂が多いので、スーツケースだと少し動きづらいです。

バスターミナルにコインロッカーがあるため、そこまで預けにいきます。

若干霧が出ていて、朝の散歩らしい雰囲気があります。

街自体はそこまで大きくないため、少し歩くと小さな川を挟んで外側に出ます。

バスターミナルの近くは少し高くなっているので、街並みを俯瞰できるポイントがあります。

聖ヴィート教会と奥にチェスキークルムロフ城を見ることができます。

RegioJetが停まる場所はチェスキークルムロフに2箇所ありますが、起点はこちらです。

待合室にコインロッカーがあるので、そこにスーツケースを預けてから再度中心部に向かいます。

 

茶色系のクラシカルな建物が多く、歩いているだけで楽しいです。

オフシーズンということもあり、人はまばらです。

途中で雨が降ってきました。

コンディション的に白飛びが多く、撮影は難しいですが、路地はいい感じの雰囲気です。

 

このあとは、チェスキークルムロフ城に向かいます。

ブルダバ川を挟んで、右手が昨晩のHotel Dvořákで、左手の崖の上にあるのがチェスキークルムロフ城です。

白色のプラーシュティ橋は、18世紀に建てられたもので、崖の上に立つ城の中庭を結ぶ役割をしています。

人が写っていますが、ここは実際に通ることもできます。

上に登ると、チェスキークルムロフの街並みを一望することができます。

城が建っているだけあり、ここからみた角度が一番感動する眺めでした。

城の中から見ても、絵になる良い眺めです。

城を歩いていくと、トリックアートのような壁を見つけました。

チェスキークルムロフ城を抜けたあたりで、ようやく雨が止み、青空も見えてきました。

バスの出発時刻も近づいてきたので、昼食を探します。

 

ひとまず帰り際に見つけたパブに立ち寄りました。

テラス席で飲んでる人もいましたが、寒いので中で飲むことにしました。

まだ昼の12時なので、お酒を飲んでいる人は少なめです。

Kozelというチェコビールをいただきました。

1杯27CZK(約170円)ととても安いのですが、人生で飲んだビールの中でもトップ3に入るくらい美味しかったです。

こちらのパブは食べ物が少なそうだったので、バスターミナルにある売店に向かうことにしました。

 

こちらのpont to goというコンビニのようなお店で、バスを待ちながら軽食を取ります。

バスターミナルの待合所に併設で、右の入り口から進むとコインロッカーがあります。

その場で食べるクラッカーとピザと一緒に、味の素のOYAKATAというカップ麺を見つけたので購入しました。

こちらのカップ麺は400円弱と若干高価です。

(後日フィレンツェで家族にあげたのですが、美味しかったそうです)

 

このあとはRegioJetでプラハに向かいます。

チェコ南部はのどかな風景が続きます。

行きと同じで、2時間50分でプラハまで着きます。

 

この日の宿はブルダバ川寄りにある、日本人からも人気のUnitas Hotelです。

Expedia経由で予約した特典のおかげか、予約したものよりもかなり広い部屋に案内されてしまいました。

2部屋繋がっていて、ベッドも3台ある大きな部屋です。

なんと、チェコワインのサービスも付いてきました。

 

Unitas Hotelは4つ星のホテルですが、価格は2泊で2万3千円ほどとリーズナブルでした。

評判の通り親切な応対で、部屋も広くて清潔感があり、観光スポットへもアクセスも良いので、とてもおすすめの宿です。

プラハのホテルは、観光地ながら全体的に他のヨーロッパ諸国よりは安めのため、予算を抑えながらいい宿に泊まることができます。

 

この日はまだ少し体力があったため、少し休憩してから、夜のプラハを散策しました。

ホテルから旧市街広場の方面へ歩いていきます。

繁華街のため人通りは多いですが、治安は良さそうです。

旧市街広場まで来ましたが、ここが一番混んでいます。

手前にあるのが天文時計です。

予定がずれ込んでいて、この辺りをじっくり見る時間はなかったですが、また来る機会もあると思います。

 

ここ2日くらいちゃんとした食事を取れていなかったため、夕食は旅のノルマでもあるバーガーキングにしました。

この網状のポテトが日本にはなく、とても美味しかったです。

 

次の日は、本格的にプラハを観光します。

www.volatile-void.com