今回は温泉施設Blue Lagoonと氷河湖ヨークルスアゥルロゥン編です。
前回のスナイフェルスネス編の続きです。
5日目 Blue Lagoon
この日から2つ目のホテルで宿泊になるため、温泉施設Blue Lagoonを経由して向かうことにしました。
どちらかといえばレイキャビクより空港のあるケプラビークに近く、ホテルからは専用のバスで移動します。
料金は入場する時間や時期によるのですが、一番安いチケットで11,990ISK、往復バスが6,990ISKで、日本円で1万8千円ほどと、かなり強気の価格設定になっています。
私も下調べ中に料金は知っていたので、プランには組み込まず、オーロラツアーがキャンセルになった際に行くことにしていました。
チケットはComfort, Premiumなど何種類ありますが、一番やすいComfortでもドリンク1杯と泥マスクがついているので、そちらにしました。
スーツケースなどは入り口に有料で預ける場所があるため、持ち込んでも大丈夫でした。
あいにく雨であまりわかりやすい写真がないのですが、休憩スペースから撮影した温泉です。
温泉自体がかなり広く、温度もぬるい程度なので長時間浸かっていました。
泥パックもこの温泉内でもらうことができます。
水着着用で、防水がしっかりしていれば、温泉の中にスマホを持ち込んでも大丈夫です。
食事もそれなりに値がするので、安い寿司を選んだのですが、それでも約3,000円ほどでした。
全体的に観光地プライスではあるものの、温泉の広さとお湯の色が幻想的で、満足度は高かったです。
天気が良ければより最高でした。
このあとはレイキャビク空港に隣接する、Reykjavik Naturaというホテルに滞在しました。
こちらは市街地やバスターミナルに近く、観光におすすめです。
この日はオーロラの予報が若干出ていたので、三脚を立ててホテル付近で1,2時間粘りましたが見ることはできませんでした。
レイキャビクの市街地に近いと、かなり光害があります。
6日目 ヨークルスアゥルロゥン
この日はバスツアーで、アイスランド南東部のヨークルスアゥルロゥン(Jökulsárlón)という氷河湖でに向かいます。
ヨークルスアゥルロゥンへは距離があるため、1泊2日のツアーと日帰りのツアーがありますが、私は日帰りのツアーにしました。
日帰りの場合は往復14時間の行程になり、かなりハードなスケジュールです。
最初の目的地はSeljalandsfossという滝です。
水飛沫がかかるほど近くに行くことができて、迫力があります。
60mほどの落差があり、滝つぼは霧のようになっています。
バスは続いて、活火山地帯でもあるエイヤフィヤトラ氷河を抜け、ひたすら東に進みます。
バスの車窓から内陸の方を見ていると、一面の雪景色で、天国のような景色が続いています。
だんだん奥にヴァトナ氷河が見えてきます。
ヨークルスアゥルロゥン手前の、この辺りのガソリンスタンドで昼食休憩となりました。
カフェが併設されていて、ハンバーガーがメインメニューだったのですが、今回のバスにもトイレがないため、控えめの食事にしました。
どこにでもありそうなポテトとナゲットなのですが、とても美味しかった記憶があります。
ここから30分ほどで、ようやくヨークルスアゥルロゥンに到着しました。出発からはすでに7時間ほど経過しています。
この辺りはアイスランド最大のヴァトナ氷河の近くに位置しており、大きな町はこの先にあるHöfnのみとなっています。
少し曇っているため、全体がわかりづらいですが氷河湖の奥の水色の部分がヴァトナ氷河です。
氷河から一部が流氷になって海の方へ流れていきます。
黒い線のようなものは、過去の噴火によって積もった火山灰の層で、ヴァトナ氷河の下に活火山があることを示しています。
時期にもよりますが、私が訪れた際は全体的に流氷は少なめで、氷河湖浮いているものもかなり遠くを流れていました。
近くのダイアモンドビーチでは、条件が良ければ海岸に打ち上げられた氷を見ることができるのですが、この日は見ることができませんでした。
ただ、この周辺もアザラシの生息地で、野生のアザラシが泳いでいるのを見ることができました。
強風が吹いていたこともあり、厚着をしていてもかなり寒く感じたため、ギフトショップで紅茶を飲みながら寒さをしのぎました。(自分でお湯を注ぐセルフ方式です)
ヨークルスアゥルロゥンに1時間半ほど滞在したのち、バスはレイキャビクへ引き返していきます。
最後に、Stjórnarfossという滝に立ち寄りました。
こちらは小さな滝のため、凍っている部分もありました。
日が暮れてきたので、ここは短めの滞在でした。
このあとは、強風の影響で到着が予定よりも遅れるトラブルもありましたが、無事長時間の日帰りツアーを乗り切ることができました。