今回はアイスランド西部のスナイフェルスネス編です。
前回のアイスランド旅行記の続きになります。
3日目 陸の孤島
アイスランドは食費が高いと聞いていたため、ホテルで朝食をとることにしました。
ホテルの内装はモダンで、清潔感があります。
この日はオーロラツアー以外フリーな日でしたが、外に出ようとしたタイミングで、レイキャビク市街まで移動する手段がないことに気づきます。
Strætóという公共バスに乗るつもりだったのですが、チケットを購入するアプリでまたもクレジットカードが全て弾かれてしまい、デビットカードも使えませんでした。
現金を下ろそうにも、ATMのキャッシングも使えず、冬季の路面凍結で最寄りの銀行までも歩けそうにないため、この日は滞在期間の移動手段の計画を練り直すことにしました。
この日は近くのKrónanというスーパーで買った、TOKYO SUSHIという名前のサーモン寿司パックを食べました。
味については、サーモンの産地に近いだけあり、日本のものと同じくらいの美味しさでした。
値段は1500円ほどで、このあと登場するアイスランド価格の食べ物に比べれば、まだ良心的と言えます。
オーロラツアーは前日に続き曇天のため、この日も中止になりました。
4日目 スナイフェルスネス観光
この日は日帰りツアーで、アイスランド西部のスナイフェルスネス(Snæfellsnes)に向かいます。
バスツアーで11時間ほどの長旅になります。
大型のバスにも基本的にトイレはついておらず、また観光スポットにもトイレは少ないので、飲み物を飲みすぎないように気をつける必要があります。
レイキャビクからAkranes、Borgarnesを抜けて北上します。
アイスランドの地名でよく見られるnesは、アイスランド語で岬や半島の意味とのことです。
スナイフェルスネスのネスも同じで、半島を表しています。
BorgarnesのN1というガソリンスタンドで食料を購入します。
アイスランドでは、ガソリンスタンドが日本でいうコンビニの役割も果たしていて、中に飲食スペースやカフェのような施設があります。
少し歩いてフィヨルドの方まで行ったのですが、朝焼けの時間ということもあり、かなりの絶景でした。
続いてバスは最初の目的地のYtri Tungaという浜に向かいます。
ここまで出発から3時間ほどです。
ここでは野生のアザラシを見れることで有名らしく、運よく見ることができました。
反対側にはスナイフェルスネスの山々が連なります。
寒そうですが、この日は氷点下まではいかなかったため、シャッターも無事切ることができています。
さらにバスはスナイフェルスネスの先端の方に向かいます。
小1時間かけて、Arnarstapiという小さな漁村に着きました。
村の高台から俯瞰した一枚です。
奥に見えるのが三角の山がStapafellで、奥にうっすら見えるのがスナイフェルス氷河(Snæfellsjökull)の一部になります。
岩の形が特徴的で、この近くでは海岸段丘や柱状玄武岩といったレアな地形を見ることができます。
この辺りは人工物が少なく、世界の果てのような雰囲気です。
観光バスは半島を一周して途中下車をしつつ、Grundarfjörðurという半島の北にある村に向かいます。
少し大きめの村でスーパーマーケットや宿泊施設がいくつかあるようでした。
この辺りであいにくみぞれ模様になってしまい、日も落ち始めてしまったため、若干見れなかったスポットもありました。
こちらはKirkjufellという有名な山で、ドラマの撮影地にもなったそうです。
近くに滝があるのですが、残念ながらそちらには行けませんでした。
このあとは、レイキャビクへ来た道を戻っていきました。