春頃にふと思い立ち、2週間ほどかけて、スコットランド、アイルランド、イングランドという順番で、巡ってきました。
旅行コース
元々は1年前に航空券を取ってあったスイスの予定だったのですが、便がなくなってしまい、急遽予定変更しました。
そのため、すぐに発券できそうなイギリス方面に切り替えて、予定を組んでみました。
直前に決めたので、各都市2~3泊で余裕を持って滞在して、その周辺を巡ることにしました。宿泊地で見ると、ざっくりこんな感じの順番です。
- Edinburgh (スコットランドの南東)
- Inverness (スコットランドの北部)
- Dublin (アイルランド)
- Southampton (イングランドの南部)
- London (イングランドの南東)
行きたいところでいうと、EdinburghやCotswolds、Dublinあたりを巡ることができました。
逆に行程上諦めたのは、Islay島やGlenmorangie蒸留所などの離れた場所にあるウイスキーの聖地や、少しアクセスが大変だった、Glasgow、Belfastなどの都市です。
予算
航空券はJALでロンドンへの直行便で間近に取ったため、その分割高になってしまいました。
スイスへの航空券はワルシャワ経由で8万弱だったため、中々痛い出費です。
それ以外は、円安の影響も少しありましたが、スタンダードな料金かと思います。
- 航空券(羽田-London) 19万
- 航空券(Inverness-London-Dublin, Dublin-London) 4.2万
- 鉄道チケット 4.8万
- 宿泊費(12泊) 12万
1日目: Heathrow空港
初日は疲れもあると思い、Heathrow周辺に宿を確保しました。
Heathrow空港は日本からの入国審査も自動化されていて、COVID-19の規制も撤廃されていたので、ほとんど待ち時間なく入国できました。
Heathrow空港周辺のホテルへ行くには、直結のホテルでなければ、バスに乗る必要があります。
何も調べていなかったので、バスの乗り方がわからず現地でググったのですが、Oyster cardsかコンタクトレスのクレカをタッチすれば良いらしく、自分は後者で乗りました。クレカで乗れるのは、日本と比べても大変便利です。
Oyster cardsはSuicaのようなもので、空港で売っているところが中々見つかりませんでした。Heathrowのバス乗り場周辺には、そもそも売り場がない可能性があるので注意です。
空港近辺では安かったLeonardo Hotelに宿泊しました。
とてもきれいなホテルで、かなり広めの部屋でした。
2日目 LNERでEdinburghに移動
London観光は最後にして、まずはスコットランドのEdinburghに向かうことにしました。
まずは、ハリーポッターでおなじみのKing's Crossを目指します。
駅に到着したのは8時半ごろでしたが、朝市のようなものが開かれていました。
ハリーポッターのショップの隣りにある、9と4分の3番線です。結構並んでいました。
奥にあるショップも、平日朝にしては結構な賑わいでした。
King's Crossの近くにSt. Pancrasという駅があり、こちらの方が大きくてクラシックです。
外観もヨーロッパの駅という感じという感じで、King's Crossよりも目立っています。
中もゴシック風で、2階部分にもプラットフォームがあります。1階はアーケードのように店が立ち並んでいます。
King's Crossの前の広場です。パンやチーズが美味しそうでした。
Edinburghへの移動は、LNER(London North Eastern Railway)を使いました。
乗換なしの高速鉄道で、4時間半ほどです。
この車両はAzumaという名前ですが、日立が作っているみたいで、日本製ということもあり、この名前になったらしいです。
ラウンジや食事がつくため、この区間だけは贅沢に1等車に乗りました。
1等車だと少し高くなりますが、それでも1万4千円ほどで、距離や時間から考えればリーズナブルです。2等車であれば、事前に予約しておけば数千円ほどで買えることもあります。
複数のメニューがありましたが、ビーフシチューにしました。結構薄味でした。(肝心の料理がボケてしまった)
ちなみに後ろのHARROGATEと書かれた水は、このあとも何度かもらう場面があったのですが、中々飲みやすく、おすすめです。
車窓は、羊だったり海だったり、たまに村や大きな街があります。
Newcastleは通過してしまいましたが、ここも良さそうな街でした。